9月15日より、開始された、はなまるうどん 秋の天ぷら定期券をご存知か。
300円でこの定期券を購入することにより、1杯のうどんに天ぷらを無料でつけられるというものだ。
つまり、最も高価な160円のゲソ天を、130円の最安のかけうどんにつけて、
お会計 130円 というトチ狂った逸品だ。2回これを繰り返すだけで、320円の得。
元が取れてしまうのだ。
"元(もと)" を取得したの、人生初かもしれないな。
しかもこの定期券、吉野家でも利用ができ、80円の割引となるのだ。
はなまるうどんで、よーし、使いたおすぞー、なんて腕まくりしてみても、
結局すぐに飽きが来てしまうだろう。しかし、このローテーションに吉野家が加わるとどうだろう。
無限割引インペリアル サーガ が出来上がってしまう。
さて、この定期券を使いつぶすつもりで、1日でおなかがすいたタイミングで任意にはなまるうどんの
最安のかけうどん+天ぷらを補給する、という生活を開始している。
ここまでの感想は、味、とか、割引率とか、そういった部分には全く感慨が無く、
「なんか、かけうどん(小) が回復アイテムになってしまったシレン(不思議のダンジョン)みてぇだなぁ」
というのみでした。ひたすら、空腹がよぎったら、かけうどんと天ぷら。ちょっとしたタイミングで
かけうどんと天ぷら。
冒険者だよ、あたしゃ、これじゃあ。
さながら最初お盆取ってセルフ配膳するときも「盾」取ったよ…、と思ってしまう。
この生活を期限いっぱいまで続けるとどうなってしまうんだろう。食事、という概念は倒壊して、
回復、という概念だけになり、かけうどん以外では回復できないようになってしまうのだろうか。
確かに、ここ最近で「うまいもの食べたいな」という欲求があまりない。
定期券に食事を壊され、回復だけが残り、冒険という目的もない死骸は、ただうすら笑うしかないよね。